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ピクニック★riri
2008年01月16日 (水) | 編集 |
こんばんは〜

性懲りもなく、ちょっと古い作品UPでございます。
少しの間、ユギさんばっかりやってしまうかもです。

このお話しも好きで、何度も読み返しましたね。


ネタバレ必至です・・・
以下、感想です。
『ピクニック』         07135484.jpg


原作・・・山田ユギ
[芳文社 花音コミックス]


こちらは8編、5ストーリー構成になっています。

# ピクニック
# 5秒で忘れる
# 僕にだって言い分がある・番外編1
# 僕にだって言い分がある・番外変2
# 君が隣で眠るわけ
# だけど時々やさしいの
# わたしたちどうなるの
# どうなるもこうなるも


******************************************************


で、自分が好きで、読み返しているのは、この本の表題作

# ピクニック
です。


【 ストーリー 】

# ピクニック 1

野田はずっと同じゼミ仲間の是枝に片思いしていた。

その日のゼミの飲み会で、是枝が「どこかに行きて〜な」と言ったのを切っ掛けに、
北海道二泊三日のゼミ旅行が決定する。
飲み会のあと、野田はゼミ仲間の陽子を送って行った。
やはり、半年前、同じように陽子を送って行く途中、野田は是枝が高木先輩(女)ともめている現場に遭遇したことがあった。是枝と高木が付き合っているというのは、専らの噂だった。
高木のお腹には是枝の子供ではない、他の男の子がおり、そのことで、それでも是枝は
「自分が父親になるから、結婚しよう」と話していたのである。
高木は「馬鹿」と言って、是枝をひっぱたいた。

そんなことを思い出しながら、陽子をタクシーに乗せた後、野田はいつものように
是枝に電話する。

・・・半年前のあの日。
あの日の夜から、野田と是枝は体の関係を持っていた。
あの日も陽子を送ってから、再び是枝のアパートを訪れた野田。
そんな野田を是枝は拒まなかったのだ。

そして、半年。
最近は週一のペースで会っている。
野田は是枝がちょっとでも自分の体で楽しんでくれているなら
それだけでいい、と思っていた。
いつも、「もう遅いから泊まって行け」という是枝の言葉に
「女の子じゃあるまいし、大丈夫だよ」と言って帰る野田。
本当は朝、目が覚めたら是枝の顔が側にあるなど、そんなことを想像しただけで、
野田はイキそうになるくらい嬉しかったが、元々ノンケの是枝にずるずると付き合わせて
しまったことにずっと負い目を感じていたのである。
ただ、少しだけ夢を見させてもらえたら、それだけでいいと思い続けていた。

そして、北海道旅行の当日。
ゼミメンバーが一人、また一人と参加出来なくなってしまい、
とうとう、野田と是枝の二人になってしまう。
その中、是枝に「俺は最初からお前と二人でどっか行きたかった」と言われ、
照れまくる野田。
まさか、そんな都合のいいことがあるわけがないと頭を抱え、
「二泊三日も二人で、俺、多分死んじゃう」という野田に、
「こんだけ人をその気にさせといて、今更遊びだったとか
言われても困るんだけど・・・」
そう是枝に言われて、嬉しさに涙ぐむ野田だった。


# ピクニック2

ある日、同じゼミだけど、それまでろくに口もきいたことのなかった野田が
「ちょっと飲まない?」とビールを持ってやって来たので、
「いいね」と言って部屋にあげ、気がついたら、夢中で抱き合っていた・・・

あれから半年。
最近になってようやく野田のことがわかってきた。
もう何十回も寝てるのに、泊まっていくのが恥ずかしいと言う。
ボツになった北海道旅行に行こうと言っても、
「一泊でも俺死ぬ」そう、照れまくる。
時々こっちがびっくりする程、積極的なくせに、目が合うのが恥ずかしいからだと言う。
そんな野田のことが可愛くて可愛くて仕方がない。
そんな、是枝だった。

と、ある日。
バイト先のファミレスに、半年前に別れた高木が偶然やって来た。
今ならプロポーズしたら考えてもいいという高木に
「俺、今つきあってるから」と返事する是枝。

思えば半年前、それより以前から野田の気持ちを分かっていた気がしていた。
あの時、知っていて甘えたが、野田の体は温かく、今、是枝は野田にメロメロなのだ。

だが、その辺りから野田と連絡が取れなくなる。
中止にした北海道旅行に野田が一人で行くということをゼミ仲間から聞いた是枝は
バイト中に野田のアパートまで走った。
「俺と一緒に行くのがやだっただけか」という是枝に
「是枝こそ、高木先輩とヨリ戻すんだろう?」
と返す野田。
野田は高木が是枝のバイト先に訪れていたのを、店の外から見つけていたのだ。
野田と付き合っているつもりだった是枝と、
自分が男であり、ノンケの是枝にいつ離れられても仕方ないと、諦めていた野田。
そんな気持ちのすれ違いで、初めて喧嘩する二人だったが、お互いの思いを
確かめ合い、
「今日は泊まってけ」
と是枝の言葉に
「はい」。。。野田は是枝の首に両腕を回した。


# ピクニック3 前編

是枝と野田は江戸村への旅行を計画した。
だが、野田が陽子にそのことを言った為に、
初めての二人きりの旅行がゼミ旅行になってしまった。

江戸村へ行く途中、乗り換えの駅で、野田に「朋」と
名を呼ぶ男に出会う。
どうやら野田の昔の彼氏のようだった。
尋ねる是枝に着ている帽子の端をぎゅっと引っ張る野田。
最近知った、野田の癖だ。
恥ずかしい時、
照れてる時、
そして、本当に困っている時。
野田はそうやって、俯くと顔を赤らめる。
野田が初めてでないのも分かっていることだったし、
もちろん、気にならないと言ったら嘘になる。
それでも、今付き合っているのは自分なのだと、自身に
言い聞かせる是枝だった。

宿に着いて、皆が風呂へ入ろうとするのに、
今から江戸村に行こうと誘う是枝。
電車の中で、じっと是枝が見つめると
野田はまたあの癖をする。
こんな野田のことを自分の他に知っている人間がいると
自分の中で小さく嫉妬するのを是枝は自覚した。


# ピクニック3 後編

ある日、恋人だと思っていた男に
「一人に決めて付き合うのってダメなんだよね」
と言われて、うざがられたくなくて「そうだね」と
答えることしか出来なかった2年前。
誰と付き合っても長続きしなかったが、今
是枝と付き合うようになって、野田は自分が浮かれすぎていたのかも
知れないと、感じ始める。

急に江戸村へ行こうと言ったり
急に黙り込んだり、
是枝が変だ・・・と。

そんな時、さっき駅のホームで会った昔の男からのメールが
野田の携帯に入る。
驚く野田の様子に、冷たい目を向ける是枝。
そう。この感じは久し振りな感じ。
是枝が自分から離れて行く・・・
江戸村からのバスでの帰り道、野田は是枝が離れる瞬間を想像する。
溜まらなくなって、バスから突然降りる野田。
驚いて後を追いかける是枝。
腕を掴んだ是枝は今朝会った昔の男のことを気にしているのを
しどろもどろに口にする。いくら終わったことだと分かっていても
気になって仕方ないのだ。
「うざいよな。ごめん」
そう言って背中を丸める是枝の姿が可愛くて、泣きそうになった野田は
先程のメールを消してくれと言う。
だが、ふと見た携帯が圏外になっているのが目に入り、自分達の
いる場所がどこか分からなくなっていることに気づく。
そう、さっきのバスは終バスでもうゼミ仲間がいる宿には帰れない。
二人は偶然みつけたホテルに二人きりで一晩泊まることにする。
お互いの気持ちを再確認して、激しく体を合わせる二人。
是枝にわざと「朋」と名前で呼ばれて、それだけでもイキそうになる野田だった。

学校に戻って、温泉の写真を見る仲間達。
野田の写っている写真を見て「この朋、かわいくとれてるなあと・・・」
また名前で呼ばれて、照れまくる野田。
是枝はわざとやっている。

「やっぱ新婚旅行はハワイでしょ」

今度は5年計画で積み立てして、ハワイに行こうかと、さらりと言う是枝に
嬉しさを噛み締める野田だった。

取り敢えず今日はこれから映画を見に行ってきます。。。


******************************************************

いや〜
また、長くなってます。。。汗

この話は本当に野田が可愛くて、仕方ないです。
是枝がメロメロっていうのもちょっと笑えるっていうか
ほのぼのしててイイ。

ユギさんらしいタッチです。
ほんのちょっとした、恋人の言動に反応する。
そういうことを上手く描き込んでられます。
また、そういうのをエッセンスにしてストーリーを進行させてられるのが
読んでる方は溜まりません。
上手いよね〜
何て言うか、胸の中までしっかりと入り込んでくるような書き方。

まあ、今更、ごちゃごちゃと書くこともないかもですが、
イイ話しでした。

ちなみにこの中で出てくる野田の元彼。
彼の少年時代の話が「#5秒で忘れる」です。


でも、、、
是枝って、パソコンで打ちにくい・・・汗
テーマ:ボーイズラブ
ジャンル:アニメ・コミック
コメント
この記事へのコメント
ユギさんの作品は、ほのぼのとして、暖かく、でもどこか切なくて、私も大好きですv 手にとった作品は、どれもハズレがなくて、本当に実力のある作家さんなのでしょうね〜 
短編が得意の方のような気がするのですが、いつか長編も描いてくださらないかな?! 「最期のドア」シリーズの続編など描いてくださると嬉しいんだけどv
2008/01/16(Wed) 18:39 | URL  | らるりん #-[ 編集]
>らるりん
そうですよね〜
ほのぼのさや、切なさ、そういった登場人物の心を、ほんのさり気ない言葉や動作で表現する方です。
上手いです。

「美しい男」だったっけ??

まだ、アシスタントしてられた頃に、この高口さんの絵のコマ端にちらっと出てくるユギさんの絵がおかしくて、それを探しながら読むのにちょっとフェチってたな〜^^
2008/01/17(Thu) 01:44 | URL  | riri #-[ 編集]
私も『ピクニック』大好きです♪
ユギさんの作品の中では、コレ、比較的痛くないというか、ほんわかしてますよね。
じわじわっと後から効いてくる、痛みを伴う切なさ、みたいなのを描かれると、降参です。。。

># わたしたちどうなるの
># どうなるもこうなるも
意外に、この2話が好きだったりしますw
こう、もどかしいのがなんとも言えず、萌え?みたいな(笑)

># だけど時々やさしいの
これだけ、異色ですよね。
確か『麗人』か何かに掲載された分だと思うんですけど、この続きが読みたいんです!
描いてください、ユギさん!!
ここで叫んでもねw

>高口里純さん
中学生時代から大好きで、『花のあすか組』全部持ってました♪
『幸運男子』は私のBL原点のひとつなんですが、CDは、聴けてないんですよね〜
いつか!!野望は尽きないw
2008/01/17(Thu) 09:56 | URL  | ぶぐばぐ #mQop/nM.[ 編集]
ririさん
「美しい男」お読みになったのね〜?
良くなかったですか?CDはわりと良かったんですが…

ぶぐばぐ先輩!
『幸運男子』、私、聴きました。悲しい話なのにどこか明るい…それが、余計に切ない…聴き終わってからも、じわじわと切なさを募りました(;_;)
2008/01/19(Sat) 03:13 | URL  | らるりん #-[ 編集]
>『幸運男子』、私、聴きました。
石田さん出てますもんねw
さすが、らるりんさん!
うらやましいです〜〜
『切ない』大好きなんで、益々聞きたくなりました/(-_-)\ コマッタァ・・・

>『美しい男』
これもCD化されてましたよね。
噂では、最近では歌わない石田さんの歌を聞けるとか!?
こちらも興味あります(*^-^)ニコ
2008/01/19(Sat) 17:54 | URL  | ぶぐばぐ #mQop/nM.[ 編集]
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